雪のラーゲリ  41.0×31.8 1978 ★ 

  収容所は、高さ5mほどの木の柵をはさんで鉄条網が二重に張り巡らされていた。柵の角には望楼がたち絶えず狙撃銃を持った兵士が監視していた。深夜、雪をとるため柵に近づき撃たれて死んだ戦友もいた。門は衛兵所の監視兵に護られていた。