ダバイ・ヤポンスキー 72.0×60.0 1986  

  監視兵はわれわれの後ろについて監視を怠らなかった。雪と氷の白一色の道を歩いていると凍った馬糞がまさに馬鈴薯に見えるのだから不思議だ。思わず立ち止まって拾おうとすると、ダバイダバイ・スカレー(そらそらぼやぼやするな 急げ)と急きたてるのであった。