屋根のコッパ作り
53.0×45.5
1995 ★
屋根を葺くコッパ作りは、真冬の夜間作業として行われた。大きな鉋を棒の先に取り付け、台に固定したブロック状に成形した木材を薄い板状にしごいて作るのである。この仕事は体力を消耗するだけでノルマは上がらず泣きたいほど辛い仕事だった。