強制収容所の中
53.0×45.5
1992 ★
丸太を並べ藁を敷いた二段の床を四方に巡らした収容所には200名ほどの日本兵が重なるようにして生活をしていた。中央にストーブ二つが取り付けられており、もちろん電気はなく、白樺の皮を燃やして灯りにした。そしてわれわれは虱と南京虫と闘った。