最後の十五糎重砲 18×24cm   

  ソ連軍重戦車に対抗できる我が軍の火器は十五糎砲だけだ。しかし、縦横に動く戦車には苦手だ。始めは砲身が焼け付くばかり応戦し、威力を発揮したが、それも戦車砲に沈黙させられてしまった。日本軍戦車の影を目にすることはついになかった。